京都の通りをデザインする                                                           公益社団法人京都デザイン協会

三条通りを中心とした新たな京都観光の姿

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2、 地区別デザイン提案

太秦地区<1.8km>

■天神川で地下鉄は終点となり、嵐電に乗り換える。路面電車(嵐電)は蚕ノ社まで続く。

  ①地下鉄太秦天神川駅周辺は右京区役所があり、新しい右京区の中心地区となりつつある。
   周辺の再開発事業では気持ち良く歩ける三条通りを考慮に入れた計画を望む。

■蚕ノ社から広隆寺までは三条通りと離れて、広隆寺前のみ路面となる。
 
  ①嵐電蚕ノ社〜太秦広隆寺駅間の三条通りは「三条太秦繁栄会」という商店街。通りの自動車交通量が多くて、ゆっくり買い物が出来ない状態である。
   何らかの交通規制および道路のデザインが必要。

■広隆寺前から三条通りと大映通り商店街の二手に分かれて、帷子ノ辻で合流する。

  ①気持ちよく安全に歩くには「大映通り商店街」がよい。日本映画のメッカであった太秦の文化を受け継ぎながら、イベントなどを計画している。
   天神川界隈~「三条太秦繁栄会」~広隆寺~「大映通り商店街」のより強い連続があると、人々の流れやにぎわいが促せる。
   地区計画として取り組むべきである。