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京都の通りをデザインする                                                           公益社団法人京都デザイン協会

三条通りを中心とした新たな京都観光の姿

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1、三条通りが中心軸となるためのデザイン提案()

三条通り全体を通して

①環境、景観をデザインする
②地元と観光客との交流を図る
③モノづくりをプロデュースする
④文化からデザインする

  • ・三条通りが心地よく歩ける道であるために…道のデザイン(歩行者と車との共存の仕方や舗装など)、道の標識、ストリートファニチュアーの整備デザインが必要。
  • ・三条通り全体が花街道とし、四季折々に咲く花や、並木の樹木を楽しめ花街道の名所になるような全体の植樹デザイン。
  • ・三条通りは関連する公共交通網のどの駅からでも、散策を楽しめるために、JR、地下鉄、嵐電の各駅と三条通りを結ぶスムースな連絡道のデザイン。
  • ・三条通りの情報がどこにいても入手できるように、それぞれの地元地区の住民の活動や、以下の8つの商店街を繋ぐ駅伝ショッピング、イベントの同時開催など、情報が連携できるシステムデザイン。
  • ・また、情報の収集と発信を行うサテライトが必要。
  • ・三条通りの活性化のため8つの各商店街の特性を活かした新商品の開発を企画。観光とショッピングの コラボ計画など。
  • ・三条通りの歴史、文化遺産、及び伝統を継承しながらも現代的な生活文化の知恵などの発見とその表現をデザイン。

京都の中心軸としてこれらのテーマを複合的にデザインすることで、日本全国、海外に「魅力ある三条通り」が認知される。

また、誰もが訪れたことのある有名な京都の観光地とも強い繋がりを持つことで、京都観光の質(中味)が立体的になり、より一層の広がりが期待できる。